ウイスキーグラス「まだ時代が追い付いていない」おすすめグラス3選

ウイスキー

「ウイスキー専用のグラスはたくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからない」とか、

「周りと一緒じゃ面白くない」と考えているあなたへ。

ウイスキーに限らず、ワイン、日本酒など200客以上のグラスを使ってきた私が「ウイスキー用として時代の一歩先を行っているグラス」という観点でおすすめのグラスをランキング形式で紹介いたします!

これまで私がワイングラスや日本酒グラスを多数使ってきた経験がウイスキー用のグラス選びにも非常に役立っています。

現在ウイスキーグラスとしてはあまり脚光を浴びていなくても、実は高いポテンシャルを秘めていて、将来的に非常に注目される可能性が高い物もあります。

なのでこの記事にたどり着いた方はすごくラッキーだと言っておきます。

ちなみに私のポリシーとして、紹介するのは全て自分が所有していて現在も使っているものです。

使っていないものをおすすめするようなことはしませんのでご安心ください。

あと固定観念にとらわれないでください。

それでは早速いきます!

3位

シュピゲラウ ウイルスバーガーアニバーサリー ダイジェスティブ


ダイジェスティブ=消化を促進する飲み物(ここではスピリッツやリキュールなどの食後酒)

ウイルスバーガーのマシンメイドで値段もかなりお手頃です。

形状は独特で、グラッパに似ていなくもないです。

下のふっくらしたところで香りを留めて、上部の煙突がやや反り返ったような形状がアルコールのきつさを和らげてくれます。

プレートに小指をひっかけて持ってもいいですし、ボウル部分を持ってもしっくりくる。

「手の大きさ」という観点から老若男女問わないバランス。

ステムの長さが絶妙で食卓の邪魔をしないくらいの程よい存在感。

スワリングしやすい。

2位

ザルト「デンクアート ダイジェスティブ」

このダイジェスティブの飲み口(リム)の薄さはなんと0.7mm!驚きです。

他の記事にも書いているのですが、薄さは飲み口の良さに関係します。

ハンドメイド。

ステムが超細く軽量。

子どもが「持ちやすい!」と感動するくらい。

細すぎて摘まめないという声もありますが…。

しかしボウル部分のすぼまっていく角度の絶妙さ◎

なるべくステムの上部を持った方が安定します。ボウル部分に指がかかるくらいでもいいです。

zaltoというとワイングラスが超有名です。

これのワイングラスは欲しくても品薄でなかなか買えませんので入手できたらラッキー。

ボルドーやブルゴーニュもめちゃくちゃ薄く0.7~0.8mmです。

余談ですがデンクアートには「グラヴィタス・オメガ」というマニアックな形のグラスもあります。

テイスティング用で横にしていろんな角度から眺められる構造です。

話を元に戻して、いよいよ…

1位

リーデル ヴェリタススピリッツ

これを言うと「まじか?」「ふざけるな」と言われそうですが、本気です。

ステムが異常に長いと思うかもしれませんが、そこが重要です。

いわゆる「引き脚タイプ」で美しく、見た目のエレガントさはバレリーナ、鳥に例えるとフラミンゴのようです。

ステムが長いですが、プレートが大きいため実際に使ってみると思ったよりも安定していると感じるはずです。

ステムの上部、中部、下部どこを持っても安定する非常に不思議な1客。

それからテーブルに置いた時高い位置にくるので主役感があります。

しかし、一番伝えたいところは実はそこではなく、機能性の部分です。

ヴェリタススピリッツはマシンメイドでありながら、リムの薄さは上位機種のハンドメイド「ソムリエ・コニャックVSOP

と同じ0.85mm(詳しくは以前記事にしたデータ一覧参照)。

リムの反り返りが抜群で口当たりの良さに一役買っています。

形状もほぼ同じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「いやいや、違うよ。」と言う意見もあるかとは思いますが否定はしませんし、もちろんこれ以外にも素晴らしいグラスはたくさんあります。ですが今回のテーマは「時代の先を行っているグラス」ということで上記の3客に絞らせていただきました。

ウイスキー用として既に使っている人はそのまま使い続けてください。そのうち注目されることでしょう。

では✋

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