ワイングラスやウイスキーのグラスをいろいろ試してきましたが、その結果100種類を超え、数は200客以上となり、保管場所に困ることになりました。
普段頻繁に使うものは↓のようなキッチンのカップボードに入れてすぐに取り出せるようにしていますが、
当然収まりきらず、現在は子供部屋の1室が完全にグラス保管庫になっています。ちょっとまずいので「グラス保管棚」を自作することにしました。
イメージとしてはこのように吊り下げるタイプで3〜4段くらいの棚にしたいと思います。
普段私はそれほど使用頻度の高くないものについては箱に入れて保管をしています。
例えばリーデルのグラスは購入した時↓のような箱に入っていますがこれをそのまま保管用として使用しています。
この箱は中でグラスが動かないように設計されていて、保管用として使えるので捨てずにとっておくことをおすすめします。
取り分けワイングラスは背が高く、カップボードには入らないのでほとんどが箱に入れてクローゼットに保管しています。
材料を購入する
さて、必要な物を揃えなければなりませんが、まずグラスを吊り下げるために↓のようなハンガーを20個ほど買いたいと思います。
ただ、1個が895円なのでこれだと送料は無料になるとしても20個も買えば17,900円になってしまいます。正直そんなに出せません…。
そういうときは中国輸入を活用しましょう!
中国語が読めない私は「ラクマート」という代行業者にお世話になっています。「ワイングラス ハンガー」と検索すれば簡単に見つかります。
日本語が意味不明ですがとくに気にする必要はありません(笑)
さすがに安いですね。現在1元=約18円なので1個あたり137円程度です。これを20個買っても2,740円です。中国国内送料と国際送料、手数料などを足しても全部で7,000円以内でおさまりました。10日~2週間程度かかりますが急ぎでなければ断然こちらがおすすめです。
品質について「安かろう悪かろうじゃないの?」と思われるかもしれませんが、楽天やアマゾンに出品されているこの手の商品はブランド名が違うだけで中身は一緒という「OEM製品」であることが結構あります。スーパーやコンビニのPB(プライベートブランド)製品のようなイメージですね。中国製が非常に多いですがクオリティは問題ないです。
このハンガーはネジで止めるタイプです。これを天板の下に並べて取り付けることにします。ちなみに天板はホームセンターで購入しました。「アカシア」の合板で1枚税込み1,500円でしたので、3枚なので4,500円ですね。もっと安いのもありましたが色がちょっと気に入らなかったのでこれにしました。
棚の骨組みの材料としては「YAZAKI イレクターパイプ」という製品を使用します。
この「イレクターパイプ」の良いところは加工がしやすいところです。特別な技術はほとんど必要ありません。
パイプを切るのに専用のカッターがあるのですが、値段が3,000円以上します。せいぜい数回切るだけなのでそんなに高価なものを買わなくても↓のような1,500円のパイプカッターで十分です。
ホームセンターで1,500円
ただ、今後も継続していろんなものを作りたい方は専用のものを購入しても良いと思います。
パイプをつなげるのにこのようなジョイントが売られています。定価で購入すると結構かかりますので、私は以前「いつか使うだろう」と考えて1年ほど前にラクマで安く大量に購入したものがあったのでそれを使用します。こういう時フリマアプリは非常に便利ですので使わない手はないです。
ジョイントについては接着剤を使用するプラスチック製のタイプもあり、そちらは値段もかなり安くて良いです。軽いということもメリットです。
しかし、接着剤が固まってしまったら取り外しができないのでミスが許されないというデメリットもあります。なので、どちらを選ぶかは慎重に決めた方が良いです。
ちなみに金属製の方は何度でもやり直せますし、解体して他の物にリメイクすることもできます。
どちらも一得一失ですので作る物によって使い分けたら良いでしょう。
あとは天板を固定するこのような部材と、
地震対策で天井につっぱり棒のように固定できるこのようなもの。
これらを組み合わせてまずは外枠から作っていきます。
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