ワイングラス、ウイスキーグラスなどの保管用棚を自作する (後編)

ウイスキー

このところ忙しくてなかなか更新できていなかったのですが、やっとできそうです。

前回の続きです。

パイプ同士をつなげるジョイントは六角レンチで締めるようになっています。

反対側はナットになっています。

このような電動工具があると非常に楽ですが、もちろん無くても大丈夫です。

天板を真っ直ぐ綺麗に切ることは、できなくはないですが、ノコギリを使って手作業でやると非常に大変なのでパイプの方を板の大きさに合わせて切るようにしました。

切ったパイプを組合せていきます。

水平器は必須と言えます。上手く水平が出ていないと将来的に天板を置いた時にガタつきの原因になるのでここは妥協しない方が良いでしょう。

こんな感じに組んでみました。

とりあえず3段にしましたが、あとから4段、5段と増やすことが可能です。また、棚の間隔を自由に変えることもできます。

これがプラスチックのジョイントだと接着剤でくっ付けるため、あとから高さ調節ができませんので、値段は少々張りますが金属にした方が良いですね。

外枠が組めましたので仮に板を置いてみます。

このようになりました。

下から見るとこんな感じです。特にガタつきもなく水平もとれています。ここまではトラブルなく予定通りいきました。

そして先端部分が切りっぱなしで危ない&カッコ悪いのでキャップをします。

ここまでの作業時間は1時間半ほどです。

さて、これからハンガーを取り付けていきます。

中国から輸入したこのハンガーですが見た目は綺麗ですし、強度も全く問題ありません。

このハンガーは、1列〜3列の物があるのですが、あえて全て1列にしています。

その理由は地震対策です。

地震の揺れによる転倒は天井の突っ張りがあるので心配ないのですが、グラスどうしの衝突は恐怖です。

しかし、左右の揺れに備えて余分に間隔を空けておけば衝突を免れることができます。

そして前後の揺れの対策ですが、このハンガーは本来小さめのグラスであれば4客掛けられます。そこを2〜3客にすることで間隔を広く取れるので解決します。

さて、これから天板にハンガーを取り付けていきます。

とりあえず仮り置きして、等間隔になるように長さを測りながらネジで固定していくだけなのでそれほど難しい作業ではありませんね。

3枚全て取り付けが終わりました。

ハンガーの数は合計20本、7列、7列、6列としました。

6列の段にはボルドーやブルゴーニュのような大きめのグラスを掛けます。

実際に置いてみるとこんな感じになります。

ネジで固定します。

形になりました。なかなか良いと思います。

ほぼ完成ですがこれだけではなんとなく寂しいですね。

そこでこのようなテーブルランナーをかけてあげると途端に華やかになります。

それでは実際にグラスを掛けてみます。

まあ、想定していたとおりに出来たと思います。

下の部分が空いていてなんとなく殺風景なのでワインセラーと現在熟成中のウイスキーの樽を置いてみました。

完成です。

実際に使ってみて感じたことですが、地震対策として1列に掛けるグラスをなるべく少なくしたことは、もう一つのメリットがありました。

例えば1列に4客掛けた場合、1番奥のグラスを取りたいときに前3客を出さないといけないわけです。これは結構手間です。当たり前のことですが使ってみるまで考えもしませんでした。

まとめ

製作にかかった時間は合計4時間くらいです。

費用に関してはかなり大雑把ですが、

  • イレクターパイプ7,000円
  • ジョイント8,000円
  • ハンガー7,000円
  • 天板4,500円
  • テーブルランナー7,000円

合計33,500円くらいです。

こだわらなければもっと安くできます。例えばテーブルランナーなどは無くても問題ないですからね。

それから、イレクターのジョイントはたまにメルカリなどで大量に安く買えることがあります。実際に私は安く買っていたので今回の費用は30,000円かかっていないと思います。

キッチンのカップボードや子供部屋が少し片付いたので良かったのですが、まだまだあるので今後も暇なときに棚の段数を増やしていく予定です。

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